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眼前に広がる景色を観て「世界が成立している/在る」ということを意識する瞬間とは、
危機的な、批判的な、不条理的な事柄が成立しているような局面に対峙している時ではないでしょうか。
私たちの歴史を振り返るまでもなく、技術が生まれる場所も
危機的な、批判的な、不条理的な事柄が発生した時の解決/対処の方法として
吟味と進化を重ねてきたと言えるでしょう。
私たちinframinceでは、活動の指針の一つして"Life ≒ Art"というコンセプトを掲げています。
アート = art とは元来、“術、または技術”という意味であり
生きること = 生活することとは、
様々な“技術”の横断と編集の絶え間ない研磨であり、
生活に直面する問題は(程度の差はあれ)、
常に日々の様々な「気づき」と
それに伴う“実験/ 実践の継続”によって
進化してきた体系であると私たちinframinceは考えています。
今回、招聘する運びとなった武田晋一氏の手掛ける仕事は
正しくそのような様相を表現しているアーティストといえるでしょう。
常に危ういバランスで提示される武田晋一氏の作品に接する時
鑑賞者は、制度的な視覚装置としてのシアトリカルな枠組みを超え時間と空間に関する危機的な位相状態を体験することになります。
しかし、その危機的な状態化にある作品は、決して悲劇的な表現に終止しておらず
喜劇的な要素(ユーモア)を多分に含んでいます。
この悲劇 / 喜劇の両義的である一つの頂点(= クリティカル・ポイント)として
示されているのが武田晋一氏の仕事の特徴です。
今回、武田晋一氏によって"編集/切断/再構成"されるspace_inframinceの環境を
体験いただくことが、鑑賞者の知覚が多方面へ刺激される"切っ掛け"となることでしょう。
アーティスト 1981年 広島県生まれ 2003年 渡仏 2009年 フランス・ブールジュ国立高等芸術大学 卒業 現在, 奈良在住 ヨーロッパ、日本での個展、展覧会への参加多数。
6.4(土) 18:00open 18:30 start
ゲスト:藤本由紀夫
¥1,000(1drink付き)
要予約
お問い合わせ先
contact(at)inframince.jp
tel 06-6541-9520(お名前、ご連絡先、参加人数をお知らせください)
武田 晋一 x 藤本 由起夫
ブールジュ(フランス)での留学・活動を経て、帰国した武田晋一氏は こみまる展(2009年・大阪)への出展やCAP HOUSE(神戸)などでの活動を通じて 藤本由紀夫氏と親交を深め、2010年には国際彫刻展 "飛鳥から奈良へ" にて共作の作品を発表されました。
今回のトーク・セッションでは、ゲストとして藤本氏をお招きし 武田氏との出会いから近作について対談いただくことで 双方の作家の"思考と技術"に触れていただける機会となることでしょう。
1950年、名古屋市出身。大阪市在住。
大阪芸術大学音楽学科卒業。
主な展覧会歴
1997−2006 「美術館の遠足」(西宮市大谷記念美術館)
2001 「第49回 ヴェネツィア・ビエンナーレ : 日本館」(イタリア)
2007 「第52回 ヴェネツィア・ビエンナーレ : アルセナーレ」(イタリア)他、多数。
6月4日(土) open 18:00 / start 18:30
¥1,000(1 drinkつき)
要予約
お問い合わせ先
contact(at)inframince.jp
tel 06-6541-9520(お名前、ご連絡先、参加人数をお知らせください)